ご挨拶

初めまして、小池憲男と申します。
カスタムナイフメーカーを経てエングレイブ作家に転身し、様々な物にエングレイブを施しております。機械の導入でキャドシステムを駆使し、出来る限り低コストで皆様にエングレイブの世界を楽しんでいただけたらと思い、作品を手掛けております。
ナイフだけでなく、ライターや時計などにも施せますので、お気軽にご相談ください。
ギャラリーをご参考頂き、貴方の思い描くものにエングレイブを施してみませんか。
作品をご提供いただきました、メーカー様、コレクター様にはこの場を借りて心よりお礼申し上げます。

2015 春 小池憲男

工房について

工房写真01エングレイブとは、ハンティングライフルやナイフ、時計などの小物に装飾される彫刻である。
建築デザインを本業とされていた経験を生かした小池憲男氏。現在は本業で身に付けた技術と知識を元に、様々なアイデアを作品に投影していくエングレイブ作家。

建築設計図面を作成していた経験を活かし、ナイフに施す図面はキャドシステムを駆使し描かれる。
下絵はその後、特殊な方法でプリントされて金属面に転写される。
納得いくまで練習にかけた日々で、その機械は2度の買い替えを余儀なくされるほど酷使された。現在使用している顕微鏡も2代目と言うから驚きだ。

 

小池氏01工房写真02

 


転写された金属面を専用の機械を使い、顕微鏡の中で拡大された世界に思い描いた図面を掘り込む。
機械の導入で手軽になればなるほど、本人のセンスや経験が問われるようになる。
その点、ナイフメーカーとしての経験が新しいナイフを見たときに、そのナイフに似合う装飾が自然にイメージできるという。

工房写真03工房写真04工房写真05

工房写真06

エングレイブには金象嵌と言う技法がある。部分的に金を打ち込んでエングレイブを際立たせるという技法なのだが、どうしても高価な施しとなる。これを安くできないかと考えられたのが、金メッキの利用だ。
試行錯誤の末、部分的に金メッキを施し、金象嵌と同じようにエングレイブを引き立てる。
伝統を厳守しつつも、新しいアイディアで近代化を目指し同時にコストも抑えられる方法を模索する。

工房写真07

小池憲男

工房写真08

1949年5月1日生まれ
工学院大学 建築学科卒
卒業設計にて優秀メダルを授賞。
株式会社 艎(COH)を主宰し主に高級住宅を手掛け、宮崎 駿・小堺 一機邸等著名人の住宅も多数建築した。

20年程パートタイムでナイフを造りましたが、2012年よりエングレーブを始め、ご縁を頂き色々なカスタムナイフメーカーのナイフに彫らさせて頂いています。
2014年JKGナイフコンテストにおいてベストインショーを授賞。(ナイフ製作 相田義人)
ナイフマガジン2014 No,12号に、特集記事が掲載されております。

一級建築士
宅地建物取引主任者
小型船舶操縦士

 

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